静物写真は形や色・質感を忠実に。女性は美しく・男性はカッコ良く・お子様は可愛らしく。出張撮影で「いい写真」を残すために行っている「撮影の工夫」ネタなど

【色を忠実に再現】静物撮影の難しさ。困った時はご依頼下さい

新年が明けて、ようやく通常モードに戻って仕事をこなしています。たっぷり休んで色々リセットし、初心に帰って今年もがんばります。

さて、年明けから商品や料理など、いわゆる「静物撮影」のご依頼を多くいただいております。ウェブサイト制作、ポスター制作、広告制作という仕事から派生してプロカメラマンになったので、人物よりも静物撮影の仕事を頂く機会が多いのです。

近年ではスマートフォンや高性能デジカメの普及で、店舗経営者の方々自ら商品や料理を撮影し、SNSでの宣伝や自社ウェブサイトでの宣伝、カタログやメニュー制作される方も増えました。その分、我々の仕事は減っている?かな?

SNS等を見ますと、とても素敵な料理写真や商品写真をだしていらっしゃる方が多く見受けられますが、プロから見て残念に思う事があります。それは、

「色の再現性の低さ」

です。

このブログでも何度もお話ししていますが、人間の見た目通りの印象をそのまま残してくれるデジタルカメラって本当に少ないです。厳密にいえば、全てのシチュエーションで万能に再現してくれるカメラは無いといっていいでしょう。

下は、先日撮影した商品 ごまこくせん本家本物「谷松」さんのギフトセットです。上半分が撮影時のままの写真、下半分が本来の色再現を施した「現像時に調整した」ものです。

背景の紙の色が違うのがおわかりいただけますでしょうか。

デジタルカメラには、いわゆるカラーフィルターが内蔵されています。基本的に、白い色を基準に、「白いものが白く写れば周りの色も忠実に再現される」という設定で自動調整されています。ところが、上半分は背景の白い紙、箱のふたのラベルの白い部分が若干茶色かぶりを起こしています。これでは商品本来の色が忠実に再現されているとは言えません。そこで、

撮影時にホワイトバランスをマニュアル調整して白い部分が白く写るようにする

または

写真撮影後にパソコンやスマホで色補正する

作業が必要となります。

SNSなどで見かける料理の写真は、この色調整がなされておらず、食材本来の色が表現できていなくて「美味しそうに見えない」ものが多いように思います。

特に飲食店は、オレンジ系統の照明など使っているところが多く、その照明の色を料理がそのまま反映してしまっているために色がおかしくなっているものが多いです。お店で見たときは美味しそうだったのに、写真にしたら「あれ?」と思われたことはありませんか?

私の場合、基本的には照明の影響をうけないようにカメラの設定や撮影環境を整え、フラッシュの光のみで撮影することにより、商品や料理の本来の色を再現するようにしています。(他にも方法はあります。すべてのシチュエーションで上記方法が有効ではないので、現場によって柔軟に対応する必要があります)

飲食店経営の皆様、商品販売の方々、物の本来の素晴らしさを伝えるためには写真に気を使う必要があります。もしお困りの際には是非、ご相談ご依頼ください!
お待ちしております。

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